工場は清潔に保つことが大切です。
日々の清掃に力を入れていても、そもそも作業室内の構造自体が清掃しにくい環境になってしまっていると、目の届きにくい箇所が出てしまいます。
清潔な環境を保つためには、清掃しやすい環境づくりが大切になってきます。
今回は【清掃しやすい環境づくり】のポイントを3つ紹介します。
「壁と床」、「壁と天井」などといった境目は埃や粉塵が溜まりやすい部分となっています。
視認性も低いため、汚れを取り逃してしまう可能性もあります。
R構造とは、「壁と床」、「壁と天井」の間に丸みをつけた形のことです。
R構造を取り入れることで汚れの蓄積を防ぎ、清掃がしやすくなります。
工場では様々な機械や設備が設置されます。
室内の床や壁に接している箇所はゴミが溜まりやすく、空間がないと清掃が困難です。
したがって空間を作ることで清掃しやすい環境を作ることができます。
床から15㎝程度の空間を作ると、清掃の際にブラシやモップを差し込むことができます。
また、壁にも床同様15㎝の空間を作ることで汚れが溜まりやすい部分も簡単に清掃することが出来ます。
可能な場合は壁との隙間を埋めてしまえば清掃する必要がありません。
棚やロッカーなどの高さがあるものは、上に汚れが溜まりやすいです。
上に溜まった汚れが落下し製品や衣服に付着すると、異物混入を招きます。
工場内や更衣室には高さのある棚やロッカーを設置する際には、上部に傾斜をつける工夫が有効です。
以上、清掃しやすい環境づくりのポイントを3つご紹介しました。
清掃しやすい環境を作ることで、より清潔な環境を作り上げることができるでしょう。
また、掃除がしやすい環境であるか、目が届きにくいような場所はないか工場内を定期的に確認すると良いかもしれません。
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